「巣鴨、いいカモ、〇〇かも」でお馴染みの
ポートランド・シアトル・バンクーバー(WA)の学習塾、
巣鴨アドバンススクール。レドモンド校の杉山です。
さて、先週はサンクスギビングウィークということで、
メキシコのグアダラハラに行ってきました。
(グアダラハラ大聖堂(植民地時代の名残か、ゴシック様式?の建物))
とはいえ、「グアダラハラに行ってきたんだよね~」と言っても誰一人ピンとこない状況。
何を隠そう私もグアダラハラがどこにあるのか、何が有名なのかを全く知らないまま旅行をしました(笑)
では、なぜグアダラハラを選んだのかというと
・1人旅なので、カンクンなどのリゾート地は避けたかったということ
・メキシコシティは11月末になると意外と気温が低いということがわかり、
個人的には暖かい場所に行きたかったので、残念ながら候補から外れました。
では、メキシコシティの次に大きな都市はどこだ?と調べたところ、
グアダラハラが出てきました。
そんな適当な感じで目的地を選んだため、当然何があるのかよくわからず行ったグアダラハラ。
メキシコでは英語が通じないからスペイン語を少し覚えて行った方がいいのでは?
というアドバイスもいただきましたが、メキシコはアメリカの隣国。
「簡単な英語ぐらいは通じるでしょ!」と思っていたのですが、本当に通じない(笑)
まず、空港からホテルに向かうためにuberを予約したところ、
指定の場所に車が来ない。仕方ないので電話をしてみると、
なぜか切られてしまいました。
その後、何とかかんとか運転手を探し出し、uberに乗車することができた杉山。
運転手に「ホテルまでどのくらいで着くの?」と聞いたところ
「?????」という顔をされてしまいました。
いや、私の声が小さいのが原因だと思いなおし、
「ホテルまでどのくらいで着きますか?」
と聞きました。
すると、「No English」と言われて終了です。
メキシコはuber代金が非常に安いため、2泊3日の旅行中に10回以上利用しましたが
英語で会話が成立した運転手は1人か2人でした。
(世界遺産オスピシオ・カバーニャス)
レストランでも同じです。
最初スペイン語で話しかけられて、わからないので英語で返答すると、
スペイン語で返されることが多々ありました。
仕方ないので、お得意の雰囲気で返答をしていました(笑)
(オスピシオ・カバーニャスの内部。美術に対して何の造詣のない私でもすごいと思いました。)
それでもある程度高いレストラン(でもアメリカからしたら破格の安さ)なら、
英語がわかる店員が対応してくれたりしました。
ただ、ローカルな市場内にある食堂に行ったときは本当に困りました。
私以外は全員地元の人です。一人アジア人で浮きまくっている杉山。
店員さんが何を言っているのかが全くわからず、相手も英語がまったくわからず、
周りのお客さんが私の方を見て笑っているのはわかったのですが、
何で笑っているのかもわからず、ある意味楽しいサバイバルの時間でした。
その他、バスに乗ろうとして道を尋ねても、
「英語がわからない。」と言われて断られること数回。
大聖堂が有名なので色々と廻ったのですが、牧師の言っていることも全くわからず
そのためもはや子守唄にしか聞こえず、教会でうたた寝をすること30分。
唯一便利なのは、物乞いの人が言っている言葉が本当にわからなかったので、
自然にスルーすることができたことくらいでしょうか。
そんなこんなで、3日間スペイン語のシャワーを浴びた杉山。
人生で一番スペイン語をリスニングした日々でした。
中にはスペイン語を教えてくれたuberの運転手もいたのですが、
旅行から1週間経ち、覚えている単語は一つもありません。
その経験から感じたこと、
知らない単語はいくら聞いたところで覚えられないし、
自分のレベルに合っていないものをリスニングしても
何もレベルが変わらないということです。
これは他の言語でも一緒です。
低学年の学生であれば、授業レベルも低く自然に英語を習得することができるかもしれません。
一方で、高学年でアメリカに来た学生は、授業レベルも高度になり順応するのに
苦労するはずです。焦って高度なことをしても効果は薄いので、
まずは知らない単語を減らしていくなど、基礎を固めることが必要だと再確認しました。
言葉は通じませんでしたが、楽しいメキシコ旅行でした。
またすぐにでも行きたいです(笑)
スペイン語勉強しようかな…。。